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              だからこそ、その刹那を… 
             
 
            だからこそ、その刹那を…
武将
 
              移り行く季節 昔の面影もない街に 
             
 
              
              寂しさと切なさが隙間風と共に吹き抜ける 
             
 
              
              僕達はここで根を張り息づいて流れる景色の速さに戸惑い 
             
 
              
              その刹那 振り返ると見えず、答えのない不安を抱えて… 
             
 
              
              心は虚無で満たされ ただ行く当ても無くたゆたいながら 
             
 
              
              「ついて行けない」 戸惑いも置き去りにされ… 
             
 
              
              十年、一年、ひと月、明日、今さへ見えないけれど 
             
 
              
              だからこそ未来じゃなくて今 刹那を そのひと時を 
             
 
              
              果てしない空に夢預け今居る大地に生命預け 
             
 
              
              今 この瞬間 掬い上げて 
             
 
              
              大切に抱きしめよう 
             
 
              
              記憶の奥に沈んだ笑顔と突きつけられた現実 
             
 
              
              何処に救いがあるのだろう 沈む太陽 
             
 
              
              止め処なく流れゆく時間の中で、見失うこと多く 
             
 
              
              だからこそ足を止めて今 刹那を そのひと時を 
             
 
              
              果てしない空に夢預け今居る大地に生命預け 
             
 
              
              今 この瞬間 掬い上げて 
             
 
              
              大切に抱きしめよう 
             
 
              
              今綴ろう 一日の笑顔の数 
             
 
              
              心が擦り切れて痛みが涙に変わってしまう前に 
             
 
              
              生命授けられたならば光と影を抱きしめ 
             
 
              
              その刹那を 帰らぬひと時を大切に抱きしめよう