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雪見桜
雪見桜
武将
たった一つ交わした 君の事を祈ると
君は花、僕は碧 重ならない二つの彩
君は涙堪えた 僕は涙堪えきれず
最後まで格好悪い僕でゴメンね
かけがえない出会いとは互いに夢重ね
繋いでいた手と手を離すとき邪魔した
掌の君との軌跡を花弁に変えて
春に舞った冷たく白い涙と花弁が二人の心を水面に映して
流れていく 忘れていく 二人の軌跡が遠くへ離れていく
花弁がひとひら そっと肩に
二人で距離を無くした大切なこの通りに春風が
あの日君が流した心の涙に気付くことさえも
悔やみきれず立ち尽くした 悔やみきれず涙堪え
花弁と白い雪が悲しみを心に残す
ひらひらと舞い散る思い出が愛しくて
春に舞った冷たく白い涙と花弁が二人の心を水面に映して
流れていく 忘れていく 二人の軌跡が遠くへ離れていく
花弁がひとひら そっと肩に