TOP
>
木漏れ日
木漏れ日
武将
見えなくなるくらい白いドラマを繰り返す
機械の一部のような心持たず流され生きていく
たゆたう僕達は浮世の景色に呑まれ
微かに蘇る 仄かにはにかんだセピア色
辛く切ない思い出ばかり それでも生きた
ただ重ね続けた 心音を刻み続けた 涙の中に笑顔を
見つけた 少しだけれど 君の笑顔と優しさ
無駄な時を重ね続けた訳じゃなかったと気付いた
木漏れ日 地球なる光 それは若葉の季節だけじゃなく
枯れ葉舞う冬 そう、いつだって僕達を優しく包んでくれた
夢は太陽にあたらず やがて萎んでいく
霞で消えた空見上げ泣いて
そして僕の涙を掻き消すくらいの大粒の涙が大空を覆い尽くす
やがて泣き尽くした空は晴れやかで木漏れ日をもたらした
辛く切ない思い出なんて いつかは晴れる
そう思えるように 心音を刻み続けた 涙の中に笑顔を
見つけた 少しだけれど 君の笑顔と優しさ
無駄な時を重ね続けた訳じゃなかったと気付いた
木漏れ日 地球なる光 それは若葉の季節だけじゃなく
桜舞い散る春 いつだって僕達を優しく包んでくれた
見えなくなるくらい白いドラマを繰り返す
たゆたう僕達はいつも木漏れ日に包まれていた