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掌
掌
武将
ねぇ、このままでいさせて あなたのあったかな世界
生命の尊さを感じた瞬間よ
穢れを知らない瞳 何かを求める素振りは
呼び起こす空間 生まれた頃の僕を
交差するピュアな感情 あなたが思い出させてくれた
時が蝕んでいくのか
もう忘れたくない 穏やかであり続けたい
手を伸ばせば握り返す その生命の温度
強さ 優しさ 未来を僕に教えてくれた
言葉の奥 探すことに追われ 涙の海を泳いで疲れた僕は
あなたの掌に幸せを求めた
些細な事で疲れた 僅かに微笑み失くした
問いかける瞳に 躓いたのは僕だ
怪訝な顔は夕陽が見えず 苛立ちばかりが呵責に変わる
あの時あなたはいなくて
でも今は違う あなたなしではいられない
手を伸ばせば握り返す その生命の温度
強さ 優しさ 未来を僕に教えてくれた
生まれる前 耳を澄ませば 話しかけてくれた
まだ弱く触れると消えてしまうシャボン玉のようで
だから守っていく最後まで 捲る頁が無くなるまでは
握った掌の温もりを栞にして捲り続けよう
手を伸ばせば握り返す その生命の温度
強さ 優しさ 未来を僕に教えてくれた
生まれる前 耳を澄ませば 話しかけてくれた
まだ弱く触れると消えてしまうシャボン玉のようで
だから守っていく最後まで 捲る頁が無くなるまでは
握った掌の温もりを栞にして…
風が吹いて戻されたのなら また少しずつ捲り返そう
握った掌の温もりを栞にして捲り続けよう