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              ある街のCaféから 
             
 
            ある街のCaféから
武将
 
              日差しが窓辺に差し込む午後時 
             
 
              
              窓を開ければ下を流れる川のせせらぐ音 
             
 
              
              「ごめんね」が言えずにだんまりで時は流れ 
             
 
              
              君の姿もあの日を境に見なくなった 
             
 
              
              君が発った後に残された飲みかけのレモンティー見つめた 
             
 
              
              氷が溶ける音が聞こえた 僕もすぐ席を発った 
             
 
              
              今でも思い返してしまう 君が去った日のこと 
             
 
              
              止まらず時は流れ続けているのに僕だけ逆さま 
             
 
              
              「どうしてあの時」なんて言っても 戻らない日を悔やんでいても 
             
 
              
              みんな辛さを積み重ねながら蛇行を繰り返していく 
             
 
              
              またあの日のこと思い返してた 
             
 
              
              温度差でグラスの水滴が流れる 君の涙に見えた 
             
 
              
              どれだけ人は後悔背負い歩いているのだろう 
             
 
              
              どれだけ人は涙を流し拭いて歩いているのだろう 
             
 
              
              今でも思い返してしまう 君が去った日のこと 
             
 
              
              止まらず時は流れ続けているのに僕だけ逆さま 
             
 
              
              「どうしてあの時」なんて言っても 戻らない日を悔やんでいても 
             
 
              
              みんな与えられた心燃やし上を向き歩いてる 
             
 
              
              追伸「今でも冷たいのは飲めないから君を思い出してしまう。 
             
 
              
              最近、窓を開けてみた。川の音、心に伝った」