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              淡色の花弁が舞い散る丘 
             
 
            淡色の花弁が舞い散る丘
武将
 
              夢見の淡く浅い記憶を陽の光が眩しく呼び起こす 
             
 
              
              夢で見た峠の向こう側で広がる丘は 
             
 
              
              枯れることなく舞い散る花弁 舞い続けるために咲き続ける 
             
 
              
              古より語り継がれてきた伝説 
             
 
              
              小川で魚が跳ねる ふと時の流れに捉まれ 
             
 
              
              川を覗くと透明が何処までも続いているんだ 
             
 
              
              夢見の淡い花弁達 風に舞い此処まで 
             
 
              
              沈む事が多かった僕達に夢を届けた 
             
 
              
              峠の向こう側 僕達は行けなくて無力さを嘆いた… 
             
 
              
              風が運んだ 小川が運んできた 希望を乗せた花弁 
             
 
              
              近くて遠い距離がもどかしい そんな自分と離れてみた 
             
 
              
              遠くて近い距離が心地良くて小川にキスを届けた 
             
 
              
              夢見の淡い花弁達 風に舞い此処まで 
             
 
              
              沈む事が多かった僕達に夢を届けた 
             
 
              
              それは無償の愛、煌めく夢 輝く希望乗せ風が運んだ 
             
 
              
              花弁の裏を指でなぞった 涙が峠を語った 
             
 
             
 
              